《完》シークレットコードにご用心
こんな怪しい連中に部の
命運を託してしまう、
ダメな部長を。


――でも絶対、あたしの
ポリシーだけは守るから。


絶対悪には荷担しないし、
見過ごしもしない。



「それだけは譲れない。

それでいいなら――
のってもいいわ」


張り詰めた声で告げたあたし。


――返ってきたのは、花の
咲いたような笑顔だった。


「かまわないよ。

だって僕達、悪者どころか
『正義の味方』だから♪」


「正義の……味方……?」


「うん、そう」


ニコニコとほほ笑んでる緋月。


ムスッとした顔で立ってる
光琉と、呆れた顔つきの藍。
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