《完》シークレットコードにご用心
「隠れみので、カフェに
するつもりだったってことだよ。

でも実際は、あのガラクタ
の片付けはめんどいわ
忙しいわで、頓挫しちゃってんの」


言葉通りめんどくさそうに
口を挟んだ藍のセリフで
ようやく納得。

なるほどね。


「オレは根本的に、料理
作る奴がいない時点で
どーしようもないと思うけどなー」


光琉がククッと笑いながら
そう言ったら、伊織が
ものすごい目で彼を睨んだ。


「買えばいいだろう。

オレの煎れるコーヒーが
あれば問題ない!」


………カ、カフェには
絶対したいのね

なんかよくわかんない人。
< 65 / 530 >

この作品をシェア

pagetop