《完》シークレットコードにご用心
「廃部を脱するための
特ダネだって言ってたのは
部長ですよ〜っ?
ホント、いったい何が
あったんですかぁ」
小太郎はいい加減
せがむのも疲れたみたい。
机にベタッと頬をつけて、
ヘロヘロした声を
あげちゃってる。
「ゴメン、コタ……」
いろんな意味で謝ろうと
したその時。
――突然、なんの前触れも
なく――部室のドアが
ガラッと大きな音を
たてて開いた。
部室にお客さんが
来ることなんて滅多にない。
驚いて、弾けるように
顔を向けた、その先には――…。
_
特ダネだって言ってたのは
部長ですよ〜っ?
ホント、いったい何が
あったんですかぁ」
小太郎はいい加減
せがむのも疲れたみたい。
机にベタッと頬をつけて、
ヘロヘロした声を
あげちゃってる。
「ゴメン、コタ……」
いろんな意味で謝ろうと
したその時。
――突然、なんの前触れも
なく――部室のドアが
ガラッと大きな音を
たてて開いた。
部室にお客さんが
来ることなんて滅多にない。
驚いて、弾けるように
顔を向けた、その先には――…。
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