太陽の下で




「・・あ、あのさ・・・」





紗和が小さな声で言う。




「どうしたの?」




「・・麻衣と翔にも聞いてもらいたいんだ。」




「・・・紗和・・?」



紗和は息を吸って、一気に言った。



「春樹、あたしと付き合ってくださいっ!!」




い、今言うの!?



ここ、先生の部屋の前ですよっ!



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