太陽の下で





「麻衣、こっち向いて?」





「やだ」




「麻衣、向いて?」





「・・・・・」





あたしは黙ってうつむく。




「麻衣、向けよ。」




「やだもん」



意地を張り続けていると、翔の声が耳元で聞こえた。





「・・・言うこと聞けない人は、あとでお仕置きですよ・・・?」




「!!」



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