太陽の下で



よく考えてみれば、あたし…



翔が喜ぶこと何かしたことあるかな…?




いっつも…悲しませたり苦しませたり…




あたし、翔のために何かしたことあったかな…?




「…麻衣…?」




うつむいているあたしに翔は優しく声をかける。



「翔っ…!」




涙がこぼれ落ちた。



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