太陽の下で




嘘・・みたい・・・




「ごめん・・キスなんかして・・・」




「ううん・・・」



翔はゆっくりと歩き出した。



あたしは翔の腕をつかむ。



「・・麻衣?」




「翔、まってよ。あたしの気持ち言ってない。」



「いいよ。言わなくて。」



「あのね・・あたし・・・」



「いいって!」



「あたしは翔が好き!」



声を張り上げた。



自分もびっくりするくらいの声が出た。




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