太陽の下で



「た、拓海・・・!」




「え、麻衣!?どうしたんだよ?」




拓海はあたしの涙をごしごしとぬぐってくれた。




「・・し・・・翔が・・・!」



「え?翔がどうかした?」




「・・沙紀ちゃんと・・キス・・してた・・」




「さ、沙紀と?」



あたしはこくこくと頷いた。



「じゃあさ・・こうしようぜ。」




拓海がそう呟く。





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