太陽の下で



「ねえ、あんたさ、沙紀とキスしたんだって?」




「・・・ああ・・」




「あのね、あのあと麻衣、拓海にキスされたんだって・・・」




「・・まじで・・」



翔は眠っている麻衣をじっと見つめた。




「・・・紗和・・ちょっと席はずしてくれないか・・?」




「わかった。翔・・麻衣のこと、頼んだから・・・」



「分かってる・・・」



あたしは部屋を出た。




「さて・・・佳奈ちゃんのところでも行こうかな・・?」





< 94 / 160 >

この作品をシェア

pagetop