ピンクのタオル~another story~
「送ってもらいなよ。
こいつ心配なんだよ。な、尚人?」


と鉄也が言った。



「あぁ。」

当たり前じゃん。


暗いし、夜だし…




「じゃぁ真鈴ちゃんまたね~!」


「真鈴ちゃんまたね!
尚人、明日遅刻すんなよ!」


翔太がそう言った。



「遅刻しねーよ!
じゃぁまた明日な。」


そう言って俺は夜道を真鈴と二人で歩いた。





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