ピンクのタオル~another story~
「尚人、ちょっと来てくれ。」


練習中、監督に呼ばれた。




「はい、なんですか?」


「尚人は今日から1番に変わってくれ。」


そう言われた。



そりゃそうだよな。



全然打ててないから



3番バッターになんて使えないよな。






「………はい。」


悔しかった。


やっとの思いで3番バッターとして打たせてもらえるようになったのに。





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