ピンクのタオル~another story~
けんかしたとき


もう終わりだって


そう思った。





だけど仲間が助けてくれて…


あのタオルが


もう一度俺らを会わせてくれた。




「もう離れたくないって
一緒にいたいってそう思った。」


「私もだよ。」



俺は指輪を取り出した。



「真鈴、俺のそばでずっとずっと笑って?
一生一緒にいよう?」



「え…?
ウソ…?」



真鈴の左手の薬指ににそっと指輪をはめた。





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