ピンクのタオル~another story~
「俺と…
結婚してください。」



真鈴は涙を流していた。



「本当は卒業式に言おうって思ったんだけどその日は練習があって会える時間がなくって…」


そう、その日は確か練習があって会えない。


だから…







真鈴はずっとずっと涙を流していた。


「えっと…真鈴、返事は?」


「………はい。
こんな私でよければ。」


真鈴がオッケーをくれた。




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