ピンクのタオル~another story~
「ありがとうございます。
あと、これ…


今年の最初の試合のチケットです。
見に来てくれませんか?
3人分あります。」



俺はチケットを渡した。




「そうか。
行くよ。家族みんなで。」


お父さんはそう言った。


「勝てるように頑張ります。」



「応援、行くからね。」



「ありがとな。」


俺はそう言って真鈴の頭を撫でた。


俺、本当幸せだよ。




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