≡イコール 〜守護する者『霊視2』より〜
同じ数字が並ぶと、絵里香は目の色を変えた。


2人が絵里香を見つめる中で、絵里香は革のカバンからいつもの本を取り出した。


硬いグリーンの表紙に金色の文字。



「なにそれ?」



ミユが本を覗きこんだ。



「エンジェルナンバー・・・?!」



サツキが表紙の金色の文字を読んだ。


絵里香はその言葉に応える事なく、パラパラとページをめくった。




「100・・・100・・・100・・あった!!」



「なになに?!!」



ミユとサツキは興味津々で絵里香の持つその本を覗き込んだ。



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