≡イコール 〜守護する者『霊視2』より〜
「パパこそ・・そうだよ。家族なら・・・子供とか・・そういう事じゃなくて・・・ちゃんと・・ちゃんと話しを聞いてくれたっていいじゃないっっ!!」
「いいか!もう、いい加減にしないとこの程度じゃ済まさないからな。憶えておきなさい。」
絵里香は、頬を手で押さえたまま、ゆっくりと立ち上がった。
その目には、涙をたっぷりと浮かんでいた。
「パパなんて・・・パパなんて・・・・!!」
その後の言葉を言わない代わりに、涙をこぼし絵里香はリビングを走り去った。
----パタパタパタパタ・・・バンッ!
絵里香が部屋に戻ると、サツキが心配そうに絵里香を見た。
「エリー・・・?・・大丈夫?」
勿論、山田と絵里香のやりとりはサツキには聞こえていた。
目を真っ赤に腫らし、ハァ・・ハァ・・と言いながら部屋に入って来たっきり、絵里香はジッと動かないでいた。
しばらく経つと、絵里香は慌ただしく動き出し、クローゼットから絵里香が集めた2千人分の署名を取り出した。
それを頑丈そうな赤い袋に移すとサツキに対して、やっと口を開いた。
「サツキ・・・ミユに連絡をとって欲しいの」
サツキは、絵里香に言われるままミユに連絡を取った。
「いいか!もう、いい加減にしないとこの程度じゃ済まさないからな。憶えておきなさい。」
絵里香は、頬を手で押さえたまま、ゆっくりと立ち上がった。
その目には、涙をたっぷりと浮かんでいた。
「パパなんて・・・パパなんて・・・・!!」
その後の言葉を言わない代わりに、涙をこぼし絵里香はリビングを走り去った。
----パタパタパタパタ・・・バンッ!
絵里香が部屋に戻ると、サツキが心配そうに絵里香を見た。
「エリー・・・?・・大丈夫?」
勿論、山田と絵里香のやりとりはサツキには聞こえていた。
目を真っ赤に腫らし、ハァ・・ハァ・・と言いながら部屋に入って来たっきり、絵里香はジッと動かないでいた。
しばらく経つと、絵里香は慌ただしく動き出し、クローゼットから絵里香が集めた2千人分の署名を取り出した。
それを頑丈そうな赤い袋に移すとサツキに対して、やっと口を開いた。
「サツキ・・・ミユに連絡をとって欲しいの」
サツキは、絵里香に言われるままミユに連絡を取った。