≡イコール 〜守護する者『霊視2』より〜
時々映る、今一番豪快に緑が萌えている木々を眺めながら一つ一つ駅を通り越していくと、いつの間にかオレの汗も引いてきていた。
やっと肉体に涼しさを取り戻した頃、オレは降りるべき駅へと到着した。
扉から一歩外に出た。
「あぢ~~~~!!!」
やっぱ、異常気象だよこれは!!
エコだよエコ!
皆さん、買い物にはエコバッグを持って出掛けましょうね。
・・・って、冷房に癒されてるオレが言っても説得力ないか・・・
オレは、この駅前の時々立ち寄るカフェを今日は素通りし、日村先生のいるこのガラス張りのスカイスクレイパーを見上げ、タイミングよく回転式ドアに滑り込んだ。
そうして、慣れた手つきでエレベーターの『上り』ボタンを押し、13Fにあるエレベーターの到着を待った。
他2台の両サイドのエレベーターは今上っていったばかりなので、オレは13Fにあるエレベーターを自然と待つことになる。
13Fからのエレベーターはスムーズに降りてきたが、一旦オレの目的地である3Fで止まった。
『スマイルコートの生徒かな?!』
『スマイルコート』とは日村先生の所属する多目的スクールの名称だ。
日村先生はそこで、FP(ファイナンシャルプランナー)の養成と相談をしている。
ピンポ~ン!
13Fからのエレベーターが到着した。
扉が開いたので、オレは紳士らしく上りボタンを中に乗っていた人たちが出終わるまで押していた。
最初、2人のスーツを着た中年の男性が降りた後、女性が1人出てきた。
しかも、出てきた女性は日村先生だった。
やっと肉体に涼しさを取り戻した頃、オレは降りるべき駅へと到着した。
扉から一歩外に出た。
「あぢ~~~~!!!」
やっぱ、異常気象だよこれは!!
エコだよエコ!
皆さん、買い物にはエコバッグを持って出掛けましょうね。
・・・って、冷房に癒されてるオレが言っても説得力ないか・・・
オレは、この駅前の時々立ち寄るカフェを今日は素通りし、日村先生のいるこのガラス張りのスカイスクレイパーを見上げ、タイミングよく回転式ドアに滑り込んだ。
そうして、慣れた手つきでエレベーターの『上り』ボタンを押し、13Fにあるエレベーターの到着を待った。
他2台の両サイドのエレベーターは今上っていったばかりなので、オレは13Fにあるエレベーターを自然と待つことになる。
13Fからのエレベーターはスムーズに降りてきたが、一旦オレの目的地である3Fで止まった。
『スマイルコートの生徒かな?!』
『スマイルコート』とは日村先生の所属する多目的スクールの名称だ。
日村先生はそこで、FP(ファイナンシャルプランナー)の養成と相談をしている。
ピンポ~ン!
13Fからのエレベーターが到着した。
扉が開いたので、オレは紳士らしく上りボタンを中に乗っていた人たちが出終わるまで押していた。
最初、2人のスーツを着た中年の男性が降りた後、女性が1人出てきた。
しかも、出てきた女性は日村先生だった。