≡イコール 〜守護する者『霊視2』より〜
---- ピッ、ピッ、ピッ・・・
オレは、規則的に放つ機械音に目を覚ました。
「・・・ここは・・・病院・・・?!」
目を覚ましたというのに、辺りは真っ白で何も見えなかった。
寝ているはずなのに、身体も軽く、宙に浮いているようだった。
「もしかして・・・これが・・・死ぬ・・ってこと・・?」
すると、下の方からなにやら声が聞こえてきた。
---- ピッ ピッ ピッ ピッ ・ ・ ・
「・・ハァ・・ハァ・・あ・・な・・た・・・・」
「んっ!?なんだ由利絵!!・・く・・苦しいか・・・?」
「ハァ・・ハァ・・・えり・・か・・を・・・」
「あぁ!絵里香ならここにいる!!」
下の方で話しをしていたのは、山田氏であった。
山田氏はベッドで寝ている女性の手を両手でしっかりと握っていた。
『・・・・由利絵・・・?!
・・・誰・・・?!』
オレはそう思いながらも、山田氏とベッドに寝ている女性の周囲を見回した。
すると、山田氏のすぐ隣には絵里香ちゃんが学生服のまま立っていた。
絵里香ちゃんは、山田氏の隣で身体を震わせながら直立していた。
しかしすぐに、絵里香ちゃんも、ベッドに寝ている女性に近付き覆い被さるように泣いた。
オレは、規則的に放つ機械音に目を覚ました。
「・・・ここは・・・病院・・・?!」
目を覚ましたというのに、辺りは真っ白で何も見えなかった。
寝ているはずなのに、身体も軽く、宙に浮いているようだった。
「もしかして・・・これが・・・死ぬ・・ってこと・・?」
すると、下の方からなにやら声が聞こえてきた。
---- ピッ ピッ ピッ ピッ ・ ・ ・
「・・ハァ・・ハァ・・あ・・な・・た・・・・」
「んっ!?なんだ由利絵!!・・く・・苦しいか・・・?」
「ハァ・・ハァ・・・えり・・か・・を・・・」
「あぁ!絵里香ならここにいる!!」
下の方で話しをしていたのは、山田氏であった。
山田氏はベッドで寝ている女性の手を両手でしっかりと握っていた。
『・・・・由利絵・・・?!
・・・誰・・・?!』
オレはそう思いながらも、山田氏とベッドに寝ている女性の周囲を見回した。
すると、山田氏のすぐ隣には絵里香ちゃんが学生服のまま立っていた。
絵里香ちゃんは、山田氏の隣で身体を震わせながら直立していた。
しかしすぐに、絵里香ちゃんも、ベッドに寝ている女性に近付き覆い被さるように泣いた。