≡イコール 〜守護する者『霊視2』より〜
「2千円からでよろしいですか?」
「はい。」
オレは、レジに打ち出された合計額を横目で確認しながらオレの暗算が正しかったコトに安堵した。
目の前の目のクリッとした店員がオレにお釣りを渡すと
「では商品は左手奥の方でお受け取り下さい」
と指示すると、オレの後ろの客へと目を移した。
「お待ちのお客様どうぞ~」
オレは後方の客の空気に押されるように左側に押し出された。
そうして、商品を待つべき位置にベルトコンベアーのように流れ作業で行き着き、あっという間に仕上がった商品を今やロボットでも出来るような作業でトレーに乗せて席まで運ぶ。
注文した商品が席に到着すると、日村先生は開いていたスケジュール帳のようなモノを閉じた。
「有り難う。お金足りた?」
「はい、コレお釣りでレシートです。」
オレはトレーのすぐ横にレシートと小銭をジャラッと置いた。
すると先生がクスッと笑った。
「・・・なんですか?」
「全部使って良かったのに。」
「はい。」
オレは、レジに打ち出された合計額を横目で確認しながらオレの暗算が正しかったコトに安堵した。
目の前の目のクリッとした店員がオレにお釣りを渡すと
「では商品は左手奥の方でお受け取り下さい」
と指示すると、オレの後ろの客へと目を移した。
「お待ちのお客様どうぞ~」
オレは後方の客の空気に押されるように左側に押し出された。
そうして、商品を待つべき位置にベルトコンベアーのように流れ作業で行き着き、あっという間に仕上がった商品を今やロボットでも出来るような作業でトレーに乗せて席まで運ぶ。
注文した商品が席に到着すると、日村先生は開いていたスケジュール帳のようなモノを閉じた。
「有り難う。お金足りた?」
「はい、コレお釣りでレシートです。」
オレはトレーのすぐ横にレシートと小銭をジャラッと置いた。
すると先生がクスッと笑った。
「・・・なんですか?」
「全部使って良かったのに。」