≡イコール 〜守護する者『霊視2』より〜
そのアスカの言い方が、なんだかオレを見透かしているようで、オレは少しマズイ気分になった。
「まぁ、でもさ、こうやってまた話せてさ、良かったじゃんっ!」
オレとアスカのビミョウ~な空気に気付いているのか、長谷川は間を埋めるように元気に喋ってくれた。
まぁ色々と気になる事はあるが、まずは樹花の事が気になる。
とりあえず普段通りに喋ってくれる長谷川に樹花の事を尋ねることにした。
「なぁ・・長谷川・・・」
「ん?!なになに??」
長谷川は首を伸ばして、オレに耳を近づけた。
「あのさ・・・樹花・・・どうしてる?」
一瞬、長谷川の表情がひきつったのをオレは見逃さなかった。
さらに長谷川の目線はオレから離れてアスカに行っていた。
アスカは黙って窓の外を見ていた。
「樹花ちゃん・・・だよね・・・えっと・・・」
長谷川はチラッチラッとアスカの方を気にしながら、オレに答えようとした。
「樹花はまだ入院してる」
窓の外を見たままアスカが答えた。
「・・・そっか・・まだ入院してたのか・・・」
オレは術後の経過のよかった樹花は、すでに退院しているものだと思っていた。
それがまだ入院していると聞いて、正直意外だった。
「・・うん!まぁ・・そういうこった。」
長谷川の表情は、少しだけ緩んだ。
「まぁ、でもさ、こうやってまた話せてさ、良かったじゃんっ!」
オレとアスカのビミョウ~な空気に気付いているのか、長谷川は間を埋めるように元気に喋ってくれた。
まぁ色々と気になる事はあるが、まずは樹花の事が気になる。
とりあえず普段通りに喋ってくれる長谷川に樹花の事を尋ねることにした。
「なぁ・・長谷川・・・」
「ん?!なになに??」
長谷川は首を伸ばして、オレに耳を近づけた。
「あのさ・・・樹花・・・どうしてる?」
一瞬、長谷川の表情がひきつったのをオレは見逃さなかった。
さらに長谷川の目線はオレから離れてアスカに行っていた。
アスカは黙って窓の外を見ていた。
「樹花ちゃん・・・だよね・・・えっと・・・」
長谷川はチラッチラッとアスカの方を気にしながら、オレに答えようとした。
「樹花はまだ入院してる」
窓の外を見たままアスカが答えた。
「・・・そっか・・まだ入院してたのか・・・」
オレは術後の経過のよかった樹花は、すでに退院しているものだと思っていた。
それがまだ入院していると聞いて、正直意外だった。
「・・うん!まぁ・・そういうこった。」
長谷川の表情は、少しだけ緩んだ。