≡イコール 〜守護する者『霊視2』より〜
「あっ!そうだった!歌で思い出した!!」
突然アスカが叫んだ。アスカのセリフに樹花はキョトンとした。
「今度樹花の退院祝いライブするのに、ライブハウスに電話しとかなきゃいけなかった!!確か昨日の夜までで…仮押さえがキャンセルになるんだった…!ヤバッ!!樹花、ちょっとここで電話していい?!」
樹花はクスッと笑った。
「はい、もちろん。」
樹花の声はいつもの調子だった。
アスカは携帯を取り出し、ライブハウスに電話をかけようとした。
「・・・あれ?!・・・なんでだろ・・・」
「どうしたんですか?」
アスカの様子に、樹花が何気に尋ねた。
「う~ん・・ココこんなに電波わるかったっけ?!ケータイ圏外になってる・・・」
「えっ?ホントですか?・・・あ・・ホントだ・・私のも圏外です!」
樹花も自分の携帯電話を手にとって確認してみた。
「じゃ・・ちょっと繋がる所行って、電話かけてくる!すぐ戻るから!」
アスカはすぐ戻るつもりで樹花の居る病室を出た。
「はい。」
アスカの見た樹花はこの返事を最後に、後に屋上付近の階段下で倒れているのを発見された。
それから樹花は様々な検査を受けたが、理由も特定されないまま意識不明の状態が続いている。
アスカが戻った空っぽの樹花の病室では、テレビがつけ放しになっており、そこには燃えているビルの中へ入って行くヒカルの映像が何度も繰り返されていた。
突然アスカが叫んだ。アスカのセリフに樹花はキョトンとした。
「今度樹花の退院祝いライブするのに、ライブハウスに電話しとかなきゃいけなかった!!確か昨日の夜までで…仮押さえがキャンセルになるんだった…!ヤバッ!!樹花、ちょっとここで電話していい?!」
樹花はクスッと笑った。
「はい、もちろん。」
樹花の声はいつもの調子だった。
アスカは携帯を取り出し、ライブハウスに電話をかけようとした。
「・・・あれ?!・・・なんでだろ・・・」
「どうしたんですか?」
アスカの様子に、樹花が何気に尋ねた。
「う~ん・・ココこんなに電波わるかったっけ?!ケータイ圏外になってる・・・」
「えっ?ホントですか?・・・あ・・ホントだ・・私のも圏外です!」
樹花も自分の携帯電話を手にとって確認してみた。
「じゃ・・ちょっと繋がる所行って、電話かけてくる!すぐ戻るから!」
アスカはすぐ戻るつもりで樹花の居る病室を出た。
「はい。」
アスカの見た樹花はこの返事を最後に、後に屋上付近の階段下で倒れているのを発見された。
それから樹花は様々な検査を受けたが、理由も特定されないまま意識不明の状態が続いている。
アスカが戻った空っぽの樹花の病室では、テレビがつけ放しになっており、そこには燃えているビルの中へ入って行くヒカルの映像が何度も繰り返されていた。