≡イコール 〜守護する者『霊視2』より〜
樹花が人を探して、キョロキョロしているとかなり年配の老人が姿を現した。
「・・す・・すみませんっっ!!救急車を呼んでください!!人が・・人が階段から落ちて・・・反応がないんです!!」
樹花はその老人に、慌てて状況を説明した。
老人は樹花から話しを聞くと、その容姿に似合わない動きで、スッと階段の半ばまで一瞬で下りて行った。
階段の半ば付近には、クリーム色の犬がいた。
ハチだ。
その老人が近づくと、ハチはク~ン、ク~ンと泣き声を変えた。
老人は、そこから由利絵さんの様子を観察していた。
「ほうほう・・・これは・・厄介じゃのう・・・・」
老人がそう言っても、樹花は老人に救急車の手配を頼むのをやめなかった。
「たった今なんです!あの方が落ちたのは!!まだ、間に合うかもしれませんっ!!」
必死な樹花に老人はこう言った。
「お嬢さん。わしは、ず~っとこの境内を守る役割をしておる。アンタが生まれるずっと前からじゃ。」
「・・・はい・・・」
真面目な樹花が、老人の話しに頷いていた。
「しかし、このような事は初めてなのじゃよ。」
「・・・ですから・・どこでも事故って起こると思うんです。現にこうして・・・」
「お嬢さん。わしはこの境内や階段で誰かが怪我をしそうになるコトをあらかじめ防ぐことが出来る能力を授かっておるんじゃ。長い修行の末にのう。」
「はぁ・・・」
樹花は困った顔をしながらも、老人の話しに耳を傾けた。
「・・す・・すみませんっっ!!救急車を呼んでください!!人が・・人が階段から落ちて・・・反応がないんです!!」
樹花はその老人に、慌てて状況を説明した。
老人は樹花から話しを聞くと、その容姿に似合わない動きで、スッと階段の半ばまで一瞬で下りて行った。
階段の半ば付近には、クリーム色の犬がいた。
ハチだ。
その老人が近づくと、ハチはク~ン、ク~ンと泣き声を変えた。
老人は、そこから由利絵さんの様子を観察していた。
「ほうほう・・・これは・・厄介じゃのう・・・・」
老人がそう言っても、樹花は老人に救急車の手配を頼むのをやめなかった。
「たった今なんです!あの方が落ちたのは!!まだ、間に合うかもしれませんっ!!」
必死な樹花に老人はこう言った。
「お嬢さん。わしは、ず~っとこの境内を守る役割をしておる。アンタが生まれるずっと前からじゃ。」
「・・・はい・・・」
真面目な樹花が、老人の話しに頷いていた。
「しかし、このような事は初めてなのじゃよ。」
「・・・ですから・・どこでも事故って起こると思うんです。現にこうして・・・」
「お嬢さん。わしはこの境内や階段で誰かが怪我をしそうになるコトをあらかじめ防ぐことが出来る能力を授かっておるんじゃ。長い修行の末にのう。」
「はぁ・・・」
樹花は困った顔をしながらも、老人の話しに耳を傾けた。