≡イコール 〜守護する者『霊視2』より〜
「そうなの・・・出来ればあなたもやってみて。毎日、朝自分たちが使うコップとは別のコップにお水を汲むだけで置いておけばいいだけだから。その代わり、毎日欠かさないでね。」
「はい・・・・。」
「それから・・・また、何か困ったことがあった時のために、私の連絡先を渡しておくから、気になることがあったら、すぐに連絡するのよ。」
そう言って、令子は絵里香にポケットから取り出した名刺を渡した。
「わかりました。先生・・・今日は来てくれて有り難うございました。少し、スッとしました。」
「…今日もエンジェルにお目にかかれないのかしら?」
令子から名刺を受け取ると、絵里香は辺りを見回し、エンジェルが居ない事を確認した。
「そう・・・みたいです。私と2人きりの時は出てきてくれるんですけど・・・」
絵里香からその言葉を聞くと、令子はソファーから立ち上がった。
「じゃぁ、近いうちに会って欲しいと伝えてくれないかな?」
「はい、是非先生にも会ってもらいたいです!わたし!」
その言葉を最後に、令子は山田家を跡にした。
令子が帰ると、絵里香は自分の部屋に戻った。
戻ってすぐ、後方から声がした。
「あんなの聞くことないよ。」
振り返ると、いつもの金髪にブルーの瞳の少年が立っている。
「ナイジェル・・・」
「はい・・・・。」
「それから・・・また、何か困ったことがあった時のために、私の連絡先を渡しておくから、気になることがあったら、すぐに連絡するのよ。」
そう言って、令子は絵里香にポケットから取り出した名刺を渡した。
「わかりました。先生・・・今日は来てくれて有り難うございました。少し、スッとしました。」
「…今日もエンジェルにお目にかかれないのかしら?」
令子から名刺を受け取ると、絵里香は辺りを見回し、エンジェルが居ない事を確認した。
「そう・・・みたいです。私と2人きりの時は出てきてくれるんですけど・・・」
絵里香からその言葉を聞くと、令子はソファーから立ち上がった。
「じゃぁ、近いうちに会って欲しいと伝えてくれないかな?」
「はい、是非先生にも会ってもらいたいです!わたし!」
その言葉を最後に、令子は山田家を跡にした。
令子が帰ると、絵里香は自分の部屋に戻った。
戻ってすぐ、後方から声がした。
「あんなの聞くことないよ。」
振り返ると、いつもの金髪にブルーの瞳の少年が立っている。
「ナイジェル・・・」