≡イコール 〜守護する者『霊視2』より〜
「そーなんだ。でも、私が先に質問したんだからヒカルが先に教えてよ。」
と言うと、今度はハルが小さく切ったミートローフを口に入れた。
オレはケチャップの味で充満していた口の中をサッパリさせるため、また水を飲んだ。
「オレは今、印刷会社で印刷のデザインとかその関連のホームページを作ったりする仕事してる。
あっ、そうそう今日さ、その会社の正社員に正式に昇格が決定したんだ。」
ふと・・・
樹花の事を思い出した。
オレの中でさきほどまでは無かった罪悪感が
ダムを壊して、一気にオレの心の中に流れ込んできた感覚だった。
なぜなら・・・
この正社員昇格の報告は、一番に樹花にするはずだった。
のに・・・
現実は、ハルが一番に受け止めた相手となってしまった。
さすがにこの事は、オレの中で樹花に対して、後ろめたい気持ちにさせた。
と言うと、今度はハルが小さく切ったミートローフを口に入れた。
オレはケチャップの味で充満していた口の中をサッパリさせるため、また水を飲んだ。
「オレは今、印刷会社で印刷のデザインとかその関連のホームページを作ったりする仕事してる。
あっ、そうそう今日さ、その会社の正社員に正式に昇格が決定したんだ。」
ふと・・・
樹花の事を思い出した。
オレの中でさきほどまでは無かった罪悪感が
ダムを壊して、一気にオレの心の中に流れ込んできた感覚だった。
なぜなら・・・
この正社員昇格の報告は、一番に樹花にするはずだった。
のに・・・
現実は、ハルが一番に受け止めた相手となってしまった。
さすがにこの事は、オレの中で樹花に対して、後ろめたい気持ちにさせた。