あたしだけの年下様






「ごめん、ね?」



「……別に。怒ってねーし」



ションボリしたあいつに、可愛いと思いながらも、素っ気ない言葉を放つ。



なんで素直になれねんだろ。





「…本当?」



「あぁ」



「じゃあなんで合コン時は怒ったの?」



合コン……その言葉に懐かしさを覚えながら、口を開いた。






< 101 / 228 >

この作品をシェア

pagetop