あたしだけの年下様




名前呼ぶなんて、死にたいくらい恥ずかしいけど、

渡がうるさいから、呼ぶ努力はしてみよう。



「それで、勉強は隼人ん家でやりなよ」


「は?なんで俺ん家?」



兄貴も母さんもいるかもしれないのに?



「柊さん、喜ぶと思うけどな」


「………」



そーかな…。




「…考えとく」







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