あたしだけの年下様




渡が歩夢にそう言うと、


「…………なに…」


と微かに反応した。




「あのね、今日隼人が隼人の家で柊さんと大人になっちゃうんだって」



「は!?」


なに言ってんだこいつ!




「………大人…?」



歩夢が床に顔を伏せながらそう呟いた。





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