あたしだけの年下様




だけど、あたしが思ってたのとは違う言葉が、あたしの耳に響いた。



「……………あ、…えっと…さんきゅ…」



「……」


……へ?

い、今隼人なんて言ったの?



「…も、もう1回言って!」



「………だ、だからっ…走って来てくれて…さん…きゅ…」


顔を真っ赤にして、照れ隠しをしてる隼人が、すごく可愛くて、あたしは声が出なかった。




< 168 / 228 >

この作品をシェア

pagetop