あたしだけの年下様





「………えっと?」


「隼人は俺とは違う学校なんだ」


そう言って雅人くんはニッコリと笑った。



「あ、そうなんだ」



「待って、今地図書くから」



雅人くんはバックから紙とペンを取り出して、サラサラと地図を書き出した。



「…はい、これ。隼人の学校の地図」



「…ありがとー」



「…亜美菜ちゃんて子供みたいで可愛いね」


「え?…いやそんな」



あーまた子供って言われちゃった…。





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