あたしだけの年下様
3ダイスキ

うるさい







Side 隼人




「はーやーと君っ」



「……」



「無視なんてひどいっ、隼人君の馬鹿!」



そう言って泣き真似をする歩夢(あゆむ)に、俺は蹴りを入れた。


「うっせーまじ」


「痛えよ阿呆!」



低血圧な上に昨日のことが頭から離れなくて寝不足だ。

それなのに朝から元気な歩夢に絡まれ、一気に不機嫌になる。






「なんだよ。朝から」




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