小悪魔娘とオオカミ男
やっぱ、ここにいたいなー…。

「ラム?あんたの好きなようにすればイイんだからね?」

私が悲しそうな顔をすると、メアが言った。

「お♪たまにはイイ事言うじゃねえか」

「い・つ・も!言ってるでしょー?!」

「ラム!私も、ラムの好きなようにすればイイとおもう。命令に従う必要ないよ?」


私は、国王の元へ走った。

「「ラムーーー?!」」

皆、ありがと…
皆の声を背中で受ける。

振り返らなかった。

振り返ったら、泣きそうだから…。

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