きらきら星(。☆ε☆。)
「魅紅。起きろ」
「へ?マネージャー?」
「俺が、マネージャーに見えるか?」
「ん〜………?
圭…斗さ……ん?」
「あぁ」
「なんで…?」
「お前が酔って潰れたから、連れてきてやったんだよ」
「え?気付いてたんですか?」
「あぁ」
「家、ついたぞ」
「あ…はい……」
「座れ」
「はい…」
「なんで、また空弥になってるんだ?」
「あ…マネージャーが、最後に一度だけ空弥になってくれないか?って…」
「…それで?」
「それで、兄さんになっていました」
「そうか…」
「………」
「マネージャー来るまで、ここにいな…」
「はい…」
「シスター」
「マネージャー」
「酔いはさめたか?」
「はい」
「じゃあ、家まで送るから車乗って」
「はい」
「圭斗に会わなくていいのか?」
「はい」
「会うチャンスもうないかもしれないぞ?」
「大丈夫です」
「………じゃあ、せめてコンサートだけは来てくれないか?」
「………」
「思い出として」
「はい」
「じゃあ、これチケット」
「ありがとうございます」