little epoch
caseー4
ーーーーーーーーーーーーーーーーーcaseー4
学生生活最大のイベント
修学旅行
誰もが楽しみにしていて
もちろん
私、美帆もその内の一人だ。
班分けも順調に
友達の瞳と一緒になった。
あと残すは男子…
特に好きな人はいないけど
ノリの悪い男子とは
一緒になりたくないよね。
「男子どこと組む?」
瞳が聞いてきた。
「んー…、どうしよ。」
こっちからガンガン行くと
勘違いされる場合があるから
慎重にしないとね…
「弘樹のとこにする?
ノリいいし。」
私は小学校からの仲の
弘樹の班を提案した。
「いいんじゃない?」
じゃあ弘樹を誘いますか。
「弘樹ーーーー!
班組もうーーー!」
教室が騒がしかったから
少し声を張り上げた。
「いいよー!」
「じゃあ黒板に
メンバー書いとくね。」
あっさり決まった。
弘樹達ならノリいいし
楽しくなりそう。