Air ~君と一緒に~
すこしずつだが会話も増えてきた。
最初はなんてことない、授業の話や部活の話くらいだが。
僕が机にもたれて居眠りしているときに、
ふと眼を開けると彼女と眼があうことがあった。
そうすると決まって彼女は、小さい子を見るようにクスッと微笑んだ。
その顔を見るのが好きだった。
日を経るにつれ、好きなアーティストの話や、
好きな漫画の話など、お互いのことを話すようになっていた。
不思議とそれらが重なることも多く、僕はどんどん彼女に惹かれていた。
彼女もきっと、僕との話を楽しんでいてくれていただろう。
僕らが話すのは、お互いの部活が終わったあとの教室。
帰り仕度をしているとき。
一緒に帰るわけでもなく、一日5分とか10分の会話。
毎日その時間を楽しみにしていた。
そうするうちに、次第にCDの貸し借りをしたり、
放課後以外の休み時間にも話すようになってきていた。
最初はなんてことない、授業の話や部活の話くらいだが。
僕が机にもたれて居眠りしているときに、
ふと眼を開けると彼女と眼があうことがあった。
そうすると決まって彼女は、小さい子を見るようにクスッと微笑んだ。
その顔を見るのが好きだった。
日を経るにつれ、好きなアーティストの話や、
好きな漫画の話など、お互いのことを話すようになっていた。
不思議とそれらが重なることも多く、僕はどんどん彼女に惹かれていた。
彼女もきっと、僕との話を楽しんでいてくれていただろう。
僕らが話すのは、お互いの部活が終わったあとの教室。
帰り仕度をしているとき。
一緒に帰るわけでもなく、一日5分とか10分の会話。
毎日その時間を楽しみにしていた。
そうするうちに、次第にCDの貸し借りをしたり、
放課後以外の休み時間にも話すようになってきていた。