ただ、大好きでした。のレビュー一覧
ただ、大好きでした。 この言葉の深さと意味に、昔は自分自身も持っていた筈の純粋な気持ちを想い出す事が出来ました。 本作は、作者であるchamoさんの実話。 本当の話だからこそのリアリティ。胸を締め付ける程の切ない感情。それが、読者である私達に響いてくるのだと思います。 好きだけど 好きだから 関係を壊したくないと思うのは仕方がない。嫌われてしまったら?ギクシャクしてしまったら?そう考えれば考える程に身動きが取れなくなる。 けど それでも いつまでも消えなかった確かな想い。chamoさんの綺麗なばかりではないけれど…、そこが人間らしくて愛おしくて。真っ直ぐな想いを確かに受け取りました。 恋に友情に揺れ動く学生時代の物語から、現在も。きっと、彼に気持ちが届くと信じて。 包み隠さず、全てを曝け出してくれたchamoさんに沢山のありがとう。
第一印象はそんなによくはなかった。 モヤシみたい、だなんて恋なんかには繫がりそうにない思いを抱いたはずなのに。 なのに気がつけば気になっていたのは君で。 気がついたら君の事ばかり考えていて。 気がついたら涙が溢れるほど、好きでした。 中学生の思い出。 中学時代から紡がれる、大切な想い。 幼くて逃げてしまうことばかりだったけれど、それだけ好きだった。 好きだから傷付くことが怖くて怖くて仕方なかった。 好きだから些細なことだけで幸せだった。 逃げないで向き合ってと想いながらも「なんで出来ないの?」なんて思えないのは、それだけ「好き」の気持ちを感じるから。 好きな気持ち。 幼くて上手に出来無くったって、そこにある気持ちはたった一つ偽りのない想い。 いつか、まっすぐに届けることが出来ますように。 そう願います。 是非ご一読を。
―…好きだよ、好きなんだよ。 何度心の中で叫んだか、もう分からない。 長い長い、心の旅。 終着は…―、君なんだ。 簡単に口にできないほど 心臓が止まるかと思うほど 呼吸がうまくできないほど …――好きだよ、君が。 好きすぎて、言えなかった。 思い出にさえ出来ないんだ。 ―…ねぇ、いつか 動き出せる日まで。 ただ、大好きでした。 ☆ ☆ ☆ きっと誰もが経験する、こんな大きな恋。 飾らずに、ありのまま綴られた文字に、最後は涙涙(´;ω;`) きっと勇気をもらえる作品です。 一気に読めちゃいます!ちゃもさん、素敵な作品をありがとうございました♪
著者 ちゃもさんの中1からの切ない片思いのお話。 いや、もう片思いじゃないと思う← きっと両想いなのに、好きすぎるがゆぇ動けない。 そんなちゃもさんの気持ちがリアル過ぎて、切なくじれじれでした。 リアルな恋は小説のようにうまく行かないことばかり。 だけど一途に想い続けるちゃもさんの気持ちに感動しました