あなたが大好きです。

私は一人で、職員室に向かった。

ちょうど、水本が職員室から出てきたとこだった。

『どしたぁ?』

『熱が38.7あったんで、帰ります。』

『わかった。気をつけて帰れよう!』

『はい。』

水本と分かれて私は一人で帰った。

絶対彰吾、心配してない。
普通、彼女がインフルエンザだって聞いたら、めちゃくちゃ心配するでしょ。

見送りもしてくれないし…。

こういうとき、いつも彰吾ダメだなって思う。

けど、離れられないんだよね汗。
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