モノクロ
「えぇ~と・・・詩織ちゃん?よろしくね」
私はもう1人の隣人にあいさつをする
「・・・こちらこそよろしく」
短い返事だったけど、少し微笑みをそえてくれた。
・・・すっごい・・・この人めちゃくちゃ美人だよ!!!
優姫ちゃんも可愛い。でも優姫ちゃんはどちらかというと可愛い系。
フワフワしたお嬢様みたいな感じだ。
茶色いショートカットのボブがとっても似合っている。
一方詩織ちゃんは肩より少し長い黒髪のストレート。
髪から見えるキラりと光る蝶のピアス・・・
・・・・カッコいい~~~!!!!!!!!
女の子からみてもカッコいいと思う。
優姫ちゃんも詩織ちゃんもすっごく美人さんですっごいモテるんだろうな・・・
私・・・ここにいていいのかな?
「~チャン!!冬香ちゃん!!!」
「え?あ、ゴメン!!気がつかなかった!!」
考え事をしているうちに優姫ちゃんが呼んでいることに気がつかなかったみたい。
「どうしたの?」
「冬香ちゃん、寮だよね。ここの寮って広いから学校と一緒に案内してあげようと思ったんだけど・・・」
「本当に?! ありがト~すっごい嬉しいよ。」
「んじゃあ決まりだね。今日はもう多分終わりだと思うから放課後ね」
「よかったぁ・・・ここの寮、生徒数にしてはすっごいでっかいと思ったんだよね。ホテルみたいだし・・・」