モノクロ

「・・・?冬香ちゃん?それはアレだからでしょう?」

「・・・?アレってな」


「高橋さん、長田さん、転校してきて友達になるのはいいですけど今はホームルームです。」


私の言葉は全部発せられることはなく先生のことばに消えていった。

・・・さっき優姫ちゃん、アレって言ってた。


アレって何だろう?

お嬢様がいて何室も使っているとか?




いやいやいやいや・・・


それはないよね。

なんだろう・・・・・・・?























私はまだ知らなかった。
女の花園で育った私には過激すぎるイベントが待っていたなんて。


どうしてもっとパンフレット読まなかったの~?!

こう2時間後に後悔することもしらなかった。



あなたに会うこともしらなかった。







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