モノクロ
「うん。男子校。で・・・せっかく隣なんだからイベントを組もう!!ってことになったらしいんだ」
嘘でしょ?!
・・・・どうしよー・・・私・・・中学以来お父さんとしか男子と口利いてないよ!
「そしたら、今から2~30年前から、寮が混合なんだよね」
・・・・・・・・・・・え?
「・・・・・・・・・・え?」
思っていたことと口が勝手に動いてしまう。
「やっぱりーー!!!冬香知らないで転入してきちゃったんでしょ?」
「嘘でしょ?そんなコト聞いてない!!」
私は軽くパニックになっていた
「絶対嫌だ!!男子なんか嫌いだもん!!」
「冬香ぁ・・・でもしょうがないじゃん。てか大丈夫だよ~皆カッコいいんだぁ」
「そういうことが問題じゃないんだよ!!!」
「冬香・・・さっきからどうしたのぉ?何でそんなに男の子が嫌いなのよぉ?」
・・・・・・・どうしよ~~!!!!
何で何で?!
お母さんは知っててここの学校に私を転入させたの?!
「優姫・・・ゴメン。案内明日でもいい?」
・・・・・・お母さん・・・!!!
絶対許さないんだから!!!
「う、うん。私は全然平気だけど・・・冬香自分の部屋わかるの・・・?」
「・・・わからない・・・。602ってどこだかわかる?」
帰ったらすぐお母さんに問いただしてやる
「602?!最上階じゃん。よかったねぇ~眺めいいよぉ」