君がよぶ僕の名前
「あー!!おはよー!!りかぁー、またクラス一緒だよん。俺達赤い糸で結ばれてるかも!!」
そう言って走ってきたのは
幼なじみの福田真吾だった。
真吾とは小学校から一緒で
もう10年間の学校生活で
ずっとクラスが一緒だった。
「え…また真吾……もういい。あたし飽きた。」
「なんでよーいいじゃん。俺達運命かも!!」
真吾はルックスがいいから
モテモテなんだ。
だから昔からたくさん噂されてきた。