‐クサリ‐
 
 
 
新しい"お父さん"の名前は、篠田和明。爽やかなイメージで、確かにアタシは混乱していたがイヤでは無かった。


むしろ、お母さんを"昔のお母さん"に戻してくれるのではないかとゆう期待すらあった



それからあたし達は結構打ち解けてきて、それなりの"家族"に成りつつあった


相変わらずお母さんは"夜の仕事"を辞めてなかったけど




そして事件は起こった。




それはいつものように夕方になってお母さんが家を出たスグだった


部屋で友達にメールを打っていると突然ドアがガチャリと開いた



『…?お父さん、どうしたの?』




「里緒菜は本当にカワイイね。その目なんか堪らなく好きだよ…」



『え・・・・・・?』



言葉を無くしたあたしに、お父さんはにじり寄ってくる


「ごめんね・・・もう我慢できない」



『なに…言ってるの―?

キャァッ!!やめてっ!!!』


篠田はあたしの服をビリビリに破り、下着を剥ぎ取った



『こんな事されるの、お父さんが初めてなのかなぁ?』


口にタオルをねじ込まれ、声を奪われた。
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