いつもここにいて。
「え、いや…」

「それでもいい!本当に今日は………」

私はしゃべりながら、うとうとして、眠ってしまった。
幸せにエネルギーを使い果たしてしまった感じだ。

ゆらゆらと、あったかくて、気持ちいい………



翌朝、私はちゃんと布団の中で目が覚めた。
…マコトが運んでくれたんだ。

「マコトー…」

マコトの姿が見当たらなかった。
また家の中を冒険しているのか?と、探したけど、いない。

「お母さん、マコト…」

「え?」

「ううん、なんでもない!」

聞いても、マコトは私にしか見えないんだった。

…外にでも行ったのかな。


「たまき、冬物を出すから手伝ってちょうだい」

「えー…?」

なんだかだるかったけれど…、仕方なく手伝った。

倉庫は普段見ないものが多くて、新鮮でおもしろかった。

「何コレー、あっはははは!」

「遊んでないでちゃんとしなさいよ!」

…怒られちゃった。

「でも本当にゴチャゴチャだね。…これ何?母…子手帳?」

てっきり私のだと思って、中を覗いて見た。

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