LIVE −自分らしく−
少し歩くと

目的の場所に着いた



そこは小さな公園だった…



僕は勝手に食べる系を

想像していたから

ホッとしていた…



「なんだ公園かぁ!
茉莉さん次行くぞ!次〜!
って言ったから
まだ食べるのかと思ったよ」



僕がそう言うと

彼女は…



「えっ?食べるよぉ〜!アイス!近くにコンビニあるから
買ってきてっ!?」



っと言い僕の背中から降りた!


「えっ!…アイスって…
僕が買いにいくの?
でっ…茉莉さんは?」



っと聞くと彼女は…



「私は〜…
そこでブランコ
乗ってるから♪」



っとブランコを指差して笑い



「じゃあヨロシクね〜!」



っと手を振った…



僕は仕方なしに

コンビニまで行き

アイスを2つ買い

公園に戻った!



ぶつぶつと

愚痴を言いながら

公園に戻ると……



そこに…



彼女の姿は……



なかった……



僕は揺れるブランコを

見つめながら…

ブランコに歩み寄った…



揺れるブランコ…

ついさっきまで

彼女が乗っていた

に違いない…



僕は何かあったのでは!?

と思い彼女の名前を

呼んだ!



「茉莉さんっ!」



あたりを見渡すが

彼女の気配はない…



「茉莉さんっ!何処ですか!
茉莉さん!!」
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