LIVE −自分らしく−
想い合い
茉莉との連絡が
途絶えてから、
3週間が過ぎた。
相変わらず彼女との
連絡はつかない。
しかし、
このまま終わらせる
わけにはいかない。
僕は一つの決断をした。
僕が今いる場所は、
茉莉の家の前だ。
表札には城戸と
書かれてある。
引越をしたわけではない
ようだ。
今まで家にまで
おしかけるのは
どうかと、
我慢していた。
しかし、
彼女の近況を知るには、
こうするしかなかった。
はやる気持ちとは
うらはらに、
いざとなると
躊躇してしまっていた。
このインターホンを
押せば、
全てがわかる
かもしれない。
しかし、
それがどんな真実を
明らかにするか…
葛藤の中、
重い右手を上げて、
人差し指をボタンに
当てがう。
一つ深い深呼吸を
してから、
人差し指に
力を込めた。
しかし、
反応がなかった。
もう一度、
指に力を込める。
だがやはり反応は
なかった。
留守なのか…
もう一度、
あと一回鳴らして
反応が無ければ、
今日は帰ろう。
そう思い、
ボタンを押そうとした
その時、
一台の車が、
僕の前に止まった。
途絶えてから、
3週間が過ぎた。
相変わらず彼女との
連絡はつかない。
しかし、
このまま終わらせる
わけにはいかない。
僕は一つの決断をした。
僕が今いる場所は、
茉莉の家の前だ。
表札には城戸と
書かれてある。
引越をしたわけではない
ようだ。
今まで家にまで
おしかけるのは
どうかと、
我慢していた。
しかし、
彼女の近況を知るには、
こうするしかなかった。
はやる気持ちとは
うらはらに、
いざとなると
躊躇してしまっていた。
このインターホンを
押せば、
全てがわかる
かもしれない。
しかし、
それがどんな真実を
明らかにするか…
葛藤の中、
重い右手を上げて、
人差し指をボタンに
当てがう。
一つ深い深呼吸を
してから、
人差し指に
力を込めた。
しかし、
反応がなかった。
もう一度、
指に力を込める。
だがやはり反応は
なかった。
留守なのか…
もう一度、
あと一回鳴らして
反応が無ければ、
今日は帰ろう。
そう思い、
ボタンを押そうとした
その時、
一台の車が、
僕の前に止まった。