あの空の向こうで…
隠し事
私達は永遠の愛を誓ってから、幸せな日々を過ごしていた。
…ある日…
私は、冬葵に
「先に帰ってて。」
と言われ先に帰っていた。
家は隣だし、心配だからずっと外で帰って来るのを待っていた。
私が帰って来たのは4時。
それから、1時間もたっているのに、冬葵は全然帰って来ない。
でも、後30分は待とうと思い30分待った。
すると、冬葵の家族が車で帰って来た。
「冬葵!!!!!」
私は、車から降りてきた冬葵に抱きついた。
すると、冬葵はそっと抱き締めてくれた。
「家族で、どこ行ってたの?」
「ちょっと………ね。」
「ふ~ん。」
私はこのとき、この言葉に深い意味があることを想像もしなかった。