天使の涙
屋上から帰る途中に、優奈さんから声をかけられた。
「あの・・・。」
「何?」
ちょっと余裕こいて言ってるけど、実際は全然余裕なんかない。
かなり動揺している。
「今日も、階段のとこ、来てくれる?」
「え?」
俺はこんなこと聞かれるとか思ってもなかったから、めちゃめちゃ驚いた。
「また、話が聞きたくて♪」
もう、優奈さん天使だよ・・・。
んなこたぁ、言えねぇけどな。
「ん。分かった。いく。」
「本当!?ありがとぉ♪」
「うん。」
その後の授業とか、全然耳に入ってこなかった(笑。
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