あたしの隣
第1章
「起きろー!」う…んこんな早く。
「あと10分待ってぇ」あたしはまた寝ようとふとんにもぐろうとしたらふとんを奪われた。
「いや、無理。智佳学校遅れる。もう起こしてやんねえぞ」元ちゃんの悪魔。
「それはやだーふとん返せ!」あたしは元ちゃんからふとんを奪おうとした。
「智佳が起きないからだ。」ふとんが取れない。力強すぎ。
「ふとんないと生きていけないの。必要なものベスト10にふとんが入ってるんだから。返してー!!」元ちゃんを睨み付けた。
「わかった。返すから早く支度しろよ!」やっとふとんが帰ってきた。
「了解しやした。」返事だけ大きい声で言った。
「声大きすぎ。玄関の前で待ってるからな」ベランダから自分の部屋に戻って行った。