あたしの隣
走って広場まで迎った。
広場について辺りを見回した。広場はやっぱり花がたくさん咲いていてすごい綺麗。
もっと奥まで行ってみよう。走り出したとたんに石につまずいた。
やばい。倒れる。
急いであたしは目をつぶった。
その時勢いよくあたしの手を引っ張った。
「大丈夫?」男の子の声がする。
「へ?」急いで目を開けた。
あたしの顔を心配そうに男の子が見てくる。
助けてくれたんだ。「あ、大丈夫です!ありがとうございます」
「よかったー。」
男の子はあたしより身長が高く肌が白くて顔が整っている。たぶん、王子様というのはこういう人のことを言うと思う。