初恋の記憶


そして学校が終わって家に帰った


明日からまた土日をはさむ
学校は休みだ




『ただいま~って‥え?
お母さんなにしてんの?』



「あら、お帰りなさい
奈菜には言ってなかったんだけど
今日からお父さんとお母さん
仕事でカナダに行かなくちゃ
ならないの」


『‥ええ゛!?!?∑』

急すぎでしょ!




「たまに帰ってくるけど
期間は1年なのよ~
それで今日からあなたを
お母さんの昔からのお友達の家に
あずける事になってるの」


『聞いてないよ~』



「ごめんね?
でもその人優しい人だから
大丈夫よ!!
安心して暮らせるから!」


『‥わかった』

それから話を聞いて部屋に戻り
したくをした


今日の8時に迎えにくるらしい



なんで急に~
まったくもぅ!!


話を聞くと
お母さんの友達の真利子さんの
お宅に1年もいるらしい


子供もいるんだって


そこまで詳しく聞いてないけど
男子ぢゃないことを
願いたい



8時になって
真利子さんが迎えに来た





「あら奈菜ちゃん!
大きくなったわね~!」


え?知ってるの?
私のこと‥



『あ‥どうも‥』


「最後に会ったのは確か
5歳の頃だったかしら?

さあ、荷物つむわね!
大きいのは明日届けてもらうわ!
乗って★」




『あ、はい』





車で15分ぐらいして
ついた




一軒家の綺麗なお家
私の家と同じくらいの
大きさかな?



「さあ入って?
小学3年生と高2の息子いるけど
仲良くしてやってね★」



男の子!?
うわ~

『は、はい~』



「ただいま~
奈菜ちゃん来たわよ!」


「わ~奈菜お姉ちゃん!
隆治【りゅうじ】です!
よろしく!」


『あ~よろしくね★』



可愛いな~


「お~奈菜ちゃん
大きくなったね!
さあ上がった上がった!」



『よろしくお願いします!』
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