空模様
「ん…んん…」

あたしは気づいたら眠りについてた。

あたりは薄暗くなっていて、雨も上がっていた。


「しょ、翔ちゃん起きてっ!!」

あたしの腕時計はちょうど4時を指していた。確か集合時間は3時……???

!!!

「どうした…??心衣??」

「どうしよう…!!4時だよっ…」

「んあっ??……!!!」

「じょうちゃん…どうじよ…」

お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛…

やってしまったよ…。

「立てっか??」

「はい゛…。」

「ほらっ!!」

強引にあたしの手を引っ張った。

「んー、どうすっか??」

「………。」

「あ゛ーもうっ!!大丈夫だから、心配すんな!!」

「………。」

「返事は…!?」

「は…ぃ…」

「じゃあ行くぞ!!」


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